CNAMEはなるべく使うべきではない

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CNAMEは他のレコードと共存ができずに、ネイキッドドメインには使用すべきではないということが分かった。
そもそも、CNAMEは自分が管理できないIPに対してCNAMEにドメインを当てて対処するものらしい。

なので、自分で管理できるものに対してはCNAMEは使うべきではないってことです。
例えば、サイトにネイキッドドメインとwwwのサブドメインを利用する際に、
wwwをCNAMEとして登録せずに、ネイキッドドメインを参照せず、Aレコードで直接IPを書いておいた方が良いということ。

管理側の都合でCNAMEにしといたほうがネイキッドドメインを変更した際に一緒に変更できるし楽だなってのはあるんですが、
CNAMEで設定すると何が起こるかというと、いちいちネイキッドドメインのIPを取りに行くという手間が発生するんですね。
それなら直接IPを指定しておいたほうが負担もないということです。

本当にどうしようもない場合にCNAMEを利用するってことです。
TTLが1日ならまだそこまで負荷もないと思うんですが、これが短い場合、負荷が高くなりますし、
うまくCNAME先のIPが取得できないということが割と頻繁にある。
CloudFlareでは自動的にTTLが300秒で設定されているので頻繁にCNAMEのDNS先に問い合わせが発生するってことですね。

AレコードでIP指定にDNSを変更してhttpステータスの集計をしてみたらドメインが引けなくなるということはなくなりました。
しかし、相変わらずCNAMEで設定したCloudFlareのドメインは引けないことがあります。
特に、雲をオレンジ色にしてCDNをONにしているサイトは頻繁に530エラーが出ていることが分かりました。
CDNをOFFにしているところは少しまだ出ている感じ。

そういえば、過去に、大量のDNSを切り替えるときにTTLを短くしていて、
頻繁にサイトが見えなくなったことがあったのを思い出しました。
あれは、CNAMEがたくさん指定されており、TTLが短くなったために負荷が高くなり、
ドメインが引けなくなったことが原因だったのかもしれません。

CNAMEをTTLを短い状態で利用すると、ドメインが引けなくなることが多々あるので、
なるべくCNAMEを利用せずにTTLは最低1日ほどとったほうが良いと思います。

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